亀山高生が職業体験 働く厳しさ、喜び学ぶ 飲食店や福祉施設など17カ所 三重

【井上店長(右端)の指導でダイコンの桂むきをする滝さん(中央)=亀山市川合町の「鮨 いの上」で】

【亀山】三重県立亀山高校の総合生活科3年生38人の校外実習(11―15日)が、市内の飲食店や保育園、福祉施設など計17カ所で始まっている。

実習は、実際に職場で体験、見聞することで、働くことの厳しさや喜びを学び、社会生活に必要なエチケットやマナー、コミュニケーション力を高め、卒業後の進路選択に生かすのが目的。

同実習2日目の12日、同市川合町の「鮨(すし) いの上」(井上佳郎店長)で実習をしている、食物文化系列を専攻している、滝春菜さん(17)と高野亜成さん(同)の両人は、井上店長の指導で、店内や厨房(ちゅうぼう)の掃除、ダイコンの桂むきなどの基本やお客にお茶出しなどの接客もした。

滝さんは「お客さまとの対話術など学びたい」と、高野さんは「夢は、和食職人になること。食材の扱い方やプロの技がまじかで見れるのがうれしい」と話していた。井上店長(40)は「近年、本格的なすしを握る職人が減少している。実習を通じ、未来のすし職人が1人でも多く生まれたら」と2人の仕事ぶりに目を細めていた。