児童がパラスポーツ体験 桑名・津田学園小 車いす陸上の永尾さん迎え 三重

【車いすリレーに挑戦する児童に手ほどきする永尾さん=桑名市野田の津田学園で】

【桑名】パラスポーツの楽しさを伝える特別授業「あすチャレ!スクール」が17日、三重県桑名市野田の津田学園小学校であった。車いす陸上で夏季パラリンピックに7度出場した永尾嘉章(よしふみ)さん(55)が講師を務めた。

特別授業はパラアスリートと交流し競技を体験して障害について理解を深めてもらおうと日本財団パラリンピックサポートセンター(東京)が全国の小中高校を巡回し、開催している。

永尾さんは「子どものころ、歩けないし、他の友達と同じことができないからいいやと諦めて、だらだらと過ごしていた。高校時代の先生に言われて車いす陸上をやってみたら、案外早く走れて面白いと思った」と話した。

35年間の競技人生を振り返り、「経験のすべてが宝物。みんなも何か一つ諦めないでやり続けてほしい。その経験が、きっとみんなの宝物になると思う」と呼び掛けた。

全校児童265人が見守る中、永尾さんは「レーサー」と呼ばれる競技用車いすに乗って走行。代表の児童らがチーム対抗の車いすリレーに挑戦した。

優勝チームの一人、6年の栃木勇輝(はやて)君(12)は「真っすぐ進もうと思っても、うまくバランスが取れなかった。みんなが応援してくれて力が出た。優勝できて最高です」と喜んだ。