新聞活用し主体的な学び NIE実践授業 津高校1年生の家庭科で 三重

【新聞記事を活用し話し合う生徒=津市新町の県立津高校で】

【津】三重県津市新町の県立津高校が1年生の家庭科で新聞を取り入れた授業に取り組んでいる。興味のある新聞記事からグループごとに決めたテーマを掘り下げ、6月中旬に発表する。

同校は昨年度から「NIE実践校」の指定を受け、新聞7紙を授業に活用している。「家庭基礎」の授業では家庭生活に関する記事を基に5人1組で話し合いを進めている。

17日には1年6組の40人が8班に分かれて食生活▽高齢者▽子ども―などについて活発に意見交換。子どもや若者が家族の介護を余儀なくされる「ヤングケアラー」の問題や、行事食の意識調査など班ごとに発表の方向性を固めた。

笠井優さん(15)は「新聞は授業をきっかけに読むようになった。皆で話し合うことで自分1人より内容が深まる」と話した。

発表はA4サイズ5枚に手書きしスクリーンに投影する。担当の赤塚美鈴教諭(56)は「主体的に学ぶことで生徒は生き生きする。資料のまとめ方や相手への伝え方など学ぶ機会になる」と意義を話した。