「五ケ所小梅」品質良好 南伊勢町で出荷始まる 例年並みの25トン見込む 三重

【サイズ別に選別される五ケ所小梅=南伊勢町船越のJA伊勢マルゴ撰果場で】

【度会郡】三重の伝統果実に登録されている南伊勢町特産の「五ケ所小梅」の出荷が17日、同町船越のJA伊勢マルゴ撰果場で始まった。出荷作業は6月1日ごろまで続き、県内3市場に例年並みの25トンを出荷する見込み。

町内ではJA伊勢梅部会の40人が約4・7ヘクタールで栽培。五ケ所小梅は果肉が厚く、漬け上がりの鮮やかさが特徴。南伊勢ブランドや三重のバイオトレジャーに選定されている。

同撰果場では部会員らが運び込んだ小梅を傷の有無やサイズ別で選別する作業に追われた。JA伊勢によると、今年は2月の寒さの影響で開花が遅れ、22―25ミリの中玉傾向だが、生育は順調で品質も良好。

同撰果場場長の東吉一さん(50)は「部会員らが新たな栽培技術にチャレンジし、数量確保を目指している。県内で愛されている五ケ所小梅をしっかりと守っていきたい」と話していた。