危険性高いアンダーパス 四日市南署、県と市合同 冠水時対応へ道路視察 三重

【大雨時に冠水しやすいアンダーパスを視察する西本署長手前)=四日市市末永町で】

【四日市】出水期を前に、四日市南署と三重県、四日市市は15日、大雨の際に道路冠水しやすい同市末永町、近鉄名古屋線線路下のくぐり抜け道路「アンダーパス」を視察し、緊急時の対応を確認した。大雨時の道路冠水を想定し、署と行政が合同で現地を視察するのは初めて。

同署などによると、このアンダーパスは昨年度、大雨時に6回冠水し、通行止めになった。車などが冠水時に突っ込むことはなかったが、他県では死亡事故につながった事例も出ている。県は3月、道路横断型の側溝を3カ所新設し、排水能力を高めるなどの対策を講じた。

この日は、西本茂人署長ら10人が近鉄名古屋線の線路下にある2カ所のアンダーパスを視察。県と市の職員が県道は10センチ以上、市道は20センチ以上冠水すれば通行止めにすることなどを西本署長に説明した。

西本署長は「集中豪雨の際は一気に水位が上がることもありえる。災害対策は関係機関との連携が不可欠なので、緊張感を持って有事に備えたい」と話した。