第三銀、4期ぶり増益 税金費用の減少により

【松阪】三十三フィナンシャルグループ(本社・三重県四日市市西新地)は15日、第三銀行(三重県松阪市京町)分の平成30年3月期(29年4月1日―30年3月31日)決算を発表した。経常収益は前期比1・6%減の313億6千万円、純利益は35・3%増の43億4700万円。税金費用が減少し、4期ぶりの増益となった。

貸出金利息収入が減少したが、有価証券の利息でカバーし、預金利息の低下もあり、資金利益は前期比2億9500万円増の221憶7900万円。保険販売や融資アレンジメントの手数料収入は減少し、住宅ローンに伴う同行負担の生命保険の支払いも増加して役務取引等利益は5憶4500万円減の33憶8700万円だった。

本業のもうけを示すコア業務純益は1億9200万円減の50億8200万円となった。

松阪市の同行本店で記者会見した井口篤常務は「法人税など税金費用が減少して増益となった。純利益は26年3月期の44億4600万円に次いで2番目」と説明した。

6月19日予定の取締役の異動では、井口常務取締役兼執行役員が取締役兼専務執行役員に昇格。取締役兼上席執行役員に新しく濱岡正己常勤監査等委員(社外)と大畑隆執行役員営業本部地区営業部長が就く。社外監査等委員に三重こどもわかもの育成財団の太田栄子理事長が就任する。北村晶取締役兼執行役員営業本部地区営業部長兼本店営業部長は退任する。