飛雪の滝キャンプ場、27日新装オープン 紀宝町振興に知事ら期待 三重

【熊野川が目の前に広がるコテージ=紀宝町浅里で】

【南牟婁郡】三重県紀宝町浅里の「飛雪の滝キャンプ場」が27日、リニューアルオープンする。18日に同所で記念式典が開かれ、鈴木英敬知事や西田健町長らが出席した。

同キャンプ場は平成13年にオープンした。周辺に高さ約30メートルの飛雪の滝、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録されている熊野川、浅里城跡がある。23年の紀伊半島大水害では熊野川が氾濫し、管理棟が流れる被害を受けたが、25年に再開した。

新たに木造平屋建てのコテージ8棟と木造2階建ての直売・集客交流拠点施設「飛雪の里」(延べ床面積約310平方メートル)を新設。コテージでは家族でバーベキューを楽しめる。風呂場やトイレは車いすが出入りできるように造り、スロープ付き。国の交付金を活用し、事業費は約2億円。飛雪の里1階は地元住民らが育てた野菜の売店。2階は研修室があり、団体客が宿泊できる。

同町の地域おこし協力隊員らが施設や周辺でゴムボートやサイクリングの体験教室を開き、観光客を呼び込む。

鈴木知事は「水害から7年たつが、町や浅里地区の皆さんのご尽力で復旧を成し遂げた。来年は熊野古道が世界遺産登録されて15周年。ビックチャンスを生かしてほしい」と述べた。西田町長は「地域資源を有効に活用しながら、紀宝町の振興に結び付けたい」と話した。