アカウミガメを守ろう マックスバリュ中部の新入社員ら 産卵期に備え海岸清掃 三重

【海岸のごみを拾うマックスバリュの新入社員ら=津市高洲町で】

【津】マックスバリュ中部(名古屋市中区)の新入社員ら約70人が15日、昨年アカウミガメが産卵した三重県津市高洲町の海岸で清掃活動をした。

ウミガメの保全活動をする市民団体「ウミガメネットワーク」(米川弥寿代会長)が産卵期を前に呼び掛けた活動。同団体によると昨年同所でアカウミガメが8回上陸し6回の産卵が確認されている。同社は生物多様性の保全を考える機会にしようと初めて協力し、同社のほか市内の企業などから総勢約250人が参加した。

参加者は海岸線約500メートルに渡り、堤防から海岸までごみを分別しながら拾った。ペットボトル、空き缶、容器などのほか膨大な流木があり、米川会長(55)は「伊勢湾は山林や里山の荒廃が原因で雨が降ると大量の流木がうち上がる」などと説明した。

約1時間半の作業で大小千袋を超えるごみが集まった。堀敬人さん(22)は「まさかこんなにごみがあるとは。食を扱う会社としてごみの減量やリサイクルをもっと広げたい」と話した。

イオンの金丸治子・グループ環境・社会貢献部長(62)は「社会人のスタート時のこの経験をそれぞれの職場で役立ててほしい」と期待を寄せた。