消防士の平松氏が消防長に 亀山消防で初 「培った能力発揮を」 三重

【消防長に就任した平松氏=亀山市消防本部で】

【亀山】三重県の亀山市消防本部の平松敏幸氏(57)=同市関町新所=が、1日付で同市の消防長に就任した。消防出身の消防長が誕生するのは昭和29年10月に市消防本部が発足してから初めて。「これまで培ってきた能力を発揮したい」と意気込んでいる。

県内の消防長は長年にわたって警察出身者だったが、外部適用制度が見直され、最近では消防出身者が消防長に就任している。平松氏の就任により、県内15消防本部の消防長全員が消防出身者となった。

平松氏は高校卒業後の昭和54年に市消防本部の職員となった。以来、39年間にわたって消防業務一筋。予防課消防司令補を経て、消防総務室長や亀山消防署長、消防次長などを歴任した。

私生活では、亀山市内で唯一の小学生ドッジボールチーム、関スポ少「グリーンキッズ」の監督を務め、スポーツを通じて、子どもの育成に力を注いでいるという。

83人の職員を総括することについて、平松氏は「責任のある重責を与えられ、身の引き締まる思い。これまで培った消防職の能力を発揮し、亀山消防の発展のため誠心誠意努める」と話していた。