松阪 宣長奥墓の山桜、満開 遺言書で植えるよう指示 三重

【本居宣長奥墓と満開の山桜=松阪市山室町で】

【松阪】三重県松阪市山室町の国指定史跡「本居宣長奥墓(おくつき)」の山桜が満開を迎えた。同市出身の国学者、本居宣長(1730―1801年)は遺言書で墓石の後ろに山桜を植えるよう指示していた。

山桜は開花と同時に若葉が出る。宣長は山桜を好み、自画像に山桜を描き添え、「しき嶋のやまとごころを人とはば朝日ににほふ山ざくら花」の歌を記している。

没後百年祭で設置した墓の周囲の石柵と石柱、没後150年祭で建てた歌碑と十三重塔は、没後200年の平成13年に移転し、元の姿に戻した。山桜は大きく成長し、見上げると満開の花が青空に映えている。