「孤立死」を考える 亀山の若手僧侶の会 研修会に檀家ら60人 三重

【孤立死について講演する新井准教授=亀山市東町1丁目の法因寺で】

【亀山】三重県亀山市内の若手僧侶の会「SANGA」(松田哲明会長)は30日、同市東町一丁目の法因寺(海野真人住職)で「独りで死を迎えるということ」をテーマに、研修会を開き、檀家(だんか)総代や地域住民ら計60人が参加した。

同会は、天台宗や浄土宗など宗派の違う僧侶10人が、地域社会貢献の一環として年に数回、市内各地で出前法話など開いている。

研修会は、佛教大学社会福祉学部の新井康友准教授(44)=京都市=が講師を務め、「孤立死の実態から生き方を考える」と題し講演。新井准教授は「家族という縦のつながりの希薄化と、地域という横のつながりの崩壊こそ孤立死の原因」と述べ、「孤立死する以前の生活状態が重要」と語った。

80代の女性は「子どもは仕事の都合で遠方に住まいを構え、夫にも先立たれ、いまは一人暮らし。隣近所や友人、地域と関わりを持つことが大切ですね」と話していた。