三重県の人事異動1230人 女性管理職、初の10% 2年早く目標達成

【三重県職員の人事異動を発表する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は30日、平成30年度の4月1日付人事異動を発表した。異動規模は前年度より116人少ない総勢1230人。管理職に占める女性は2人増の72人で、比率は0・3ポイント増の10・1%となった。管理職の女性が1割に達するのは初めて。

鈴木英敬知事は「誰もが能力を発揮できる組織にならなければならないと考え、議会事務局長など女性の職域を拡大した」と説明。「組織改編で新たに設置した部が順調なスタートを切れる体制を敷いた」と総括した。

■女性登用
議会事務局長に湯浅真子関西事務所長(57)を起用した。議会事務局長に女性が就任するのは初めて。

鈴木知事は湯浅氏について「調整能力があり、県民が求めることにどう対応すべきかという感覚に長けている」と評価。「議会でしっかり詰めて調整するというリーダーシップを発揮してほしい」述べた。

このほか、南勢志摩地域活性化局長や企画課長など、男性が占めていたポストに女性を配置。県の男女共同参画基本計画は、管理職に占める女性の割合を平成32年4月1日時点で10%にすることを目標に掲げており、2年早く目標を達成した。

■新設部局
健康福祉部を「医療保健部」と「子ども・福祉部」に再編した。部の再編は6年ぶり。医療保健部長には福井敏人防災対策部長(58)、子ども・福祉部長には田中功健康福祉部長(59)を充てる。鈴木知事は福井氏を起用した理由について「県立病院改革での経験があり、医療行政に精通している」と語った。

■異動規模
各級の異動規模は、部長8人(前年度比6人減)▽次長級61人(3人増)▽課長級203人(39人減)▽課長補佐級451人(54人減)▽主査級198人(18人増)▽主任級146人(19人増)▽一般職163人(21人減)。