尾鷲 東紀州の山紀行 日帰り登山会が随想集 103カ所18年間の記録 三重

【随想集「東紀州の山々」を出版する川端守さん=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県の東紀州地域を中心に日帰り登山をする「東紀州10マウンテンの会」は、18年間の記録をまとめた随想集「東紀州の山々」を4月1日から全国で発売する。会長の川端守さん(77)は「昔からある生活道や道標、お地蔵さんなど地域の歴史や文化を知ってもらえたら」と話す。

同会は平成11年に発足。当初は尾鷲、熊野両市を代表する10山を登っていたが、1年に10山登ることを目標に変えた。これまで約130山登り、延べ8600人が参加した。

随想集は川端さんが山行ごとに登山の感想や記録を書いて参加者に送った紀行文や、集合写真などを掲載している。

103カ所の山行を「尾鷲市・紀北町」「熊野市・南牟婁郡」「奥伊勢」「新宮・古座川」「大峰山系」「大台山系」と6分野に分けて紹介。表紙は熊野市紀和町入鹿地区で発生した朝霧「風伝おろし」を撮影した写真を使った。

会は高齢化などを理由に本の出版をもって解散する。川端さんは「解散は寂しいが、山に限らず皆でわいわいできる場をつくりたい」と話した。

500部発行。販売価格は2千円(税別)。

問い合わせは川端さん=電話0597(22)3597=へ。