大紀町 新年度当初予算案、一般会計60億9400万円 5・95%減 三重

【度会郡】三重県大紀町は12日開会の町議会3月定例会に60億9400万円の平成30年度一般会計当初予算案を上程した。町長選を経て骨格予算に肉付けした対前年度3月補正比5・95%減。錦港の防潮堤整備事業の規模を縮小し、普通建設事業費が32・43%減少したことで一般会計全体が縮小した。

主な事業は、防災対策の一環として、漁業者の廃船処理費用を90%補助する事業に760万円を計上。昭和19年の東南海地震では津波で漁船が陸に打ち上げられ、被害が拡大したという。

身体障害者や要介護認定を受けた老人を対象に、おむつの購入費用を月々最大6千円まで補助する事業には、288万円を盛り込んだ。対象者は40人ほどを見込んでいる。

例年実施している出産祝いや給食費、高校生の通学費用などを補助する「エンゼル手当」事業には計約5千万円を充てる。