亀山・白子小 児童ら炭焼き窯修復 学校の財産に、地元協力 三重

【浅野会長(右端)の指導で窯の壁土を突き固める児童ら=亀山市白木町の市立白川小学校で】

【亀山】亀山市立白川小学校(川合正男校長)の全校児童47人は12日、同市白木町の同校運動場北側にある「炭焼き窯」の修復作業を実施した。白川地区まちづくり協議会(浅野重信会長)が協力した。

昨年4月に就任した川合校長は、劣化し放置された炭焼き窯を修復し、同小学校の景観の大切さと財産にしたいと同協議会に相談。浅野会長の呼び掛けで、地元竹材業者が壁土を、山林所有者が長さ約80センチ、直径約10センチのカシの木約80本を提供した。

この日児童らは、炭焼き経験のある浅野会長の指導で、窯の上部分の壁土を木槌やスコップの裏で突き固めた。児童会長の6年生、佐野呼春さん(12)は「いい思い出になった。卒業しても見に来ます」と話していた。川合校長は「20日の卒業式に間に合うよう焼き、出来上がった炭を皆に見せたい」と見守っていた。

同校の炭焼き窯は平成14年度に地元住民らで設置、19年度まで使用。その後窯の一部に穴が開き、放置してきた。