東日本大震災7年、三重県が追悼式 376人、今も県内に避難

【献花する参列者ら=三重県庁講堂で】

東日本大震災の発生から7年が経過した11日、三重県は津市広明町の県庁講堂で、追悼式を開いた。県内に避難している住民を含む約250人が参列し、黙とうや献花で犠牲者を悼んだ。

県によると、震災で死者がいなかった県で追悼式を開いているのは三重だけ。政府主催の追悼式に合わせて開き、7回目となる。2月末現在で、125世帯の376人が被災地から県内に避難している。

参列者は地震発生時刻の午後2時46分に黙とう。政府主催の追悼式を映し出すスクリーンを前に、安倍晋三首相の式辞や秋篠宮さまのお言葉を聞いた後、県内への避難者らが代表で献花した。

鈴木英敬知事はあいさつで「復興は全ての日本人にとって願いだが、一人一人が願いに見合った行動をしているか。私たちができることはまだまだたくさんあるはず。皆でしっかり寄り添いたい」と述べた。

福島県郡山市から伊勢市に避難している会社員の荒川圭子さん(50)は式典後の取材に「7年間、ふるさとを思わない日はない。原発再稼働の状況を考えると震災が風化していると感じる」と話していた。