三重県議会 補償求める意見書案 旧優生保護法で議員有志ら提出

三重県議会議事堂

旧優生保護法下で障害者への強制不妊手術が繰り返された問題で、三重県議の有志15人が8日、手術を受けた人への補償や実態調査を求める意見書案を、舟橋裕幸議長に提出した。全会派が賛同しており、22日の2月定例月会議本会議で可決される見通し。

意見書案は「強制不妊手術は子どもを生み育てるかどうかを決定する機会を奪った。手術を受けた苦痛は精神的にも肉体的にも耐え難いものだった」と指摘。当事者の高齢化が進んでいるとして「一刻も早く補償などを行うことが必要」としている。

稲森稔尚議員(草の根運動いが、1期、伊賀市選出)が各会派に提出を呼び掛けていた。可決されれば首相や衆参両院の議長、厚労相らに提出される。稲森議員は「人権侵害の域を超えた恐ろしい国策に対し、怒りを込めて提出を決めた」と話している。