軽トラ荷台に居住空間 南伊勢町の荘司さん キャンピングカー製作 三重

【荘司さんと自作の軽トラキャンピングカー=南伊勢町斎田で】

【度会郡】三重県南伊勢町斎田の町職員、荘司文人さん(51)はこのほど、軽トラックの荷台に木製の居住スペースを取り付けた「軽トラキャンピングカー」を製作した。

雑誌で見て興味を持ち、自分で作ってみようと昨年10月から、仕事が終わった後に自宅の車庫で作業に取り組んだ。

室内の広さは幅1・4メートル、長さ1・8メートル、高さ1・7メートル。軽トラックの荷台に合わせて木材で枠を作ってから、内壁に合板と断熱材の発泡スチロール、遮湿シートを貼り、外壁には焼き杉板を使った。

窓5つとドア1つを取り付け、運転席上部には大人2人が使えるベッドを収納。駐車時に3人が座れる椅子を設置し、背もたれを外すとベッド代わりになるように工夫した。収納棚付きのテーブルや換気扇も備え、車外にはソーラーパネル1枚を設置して室内の電気使用を可能にした。

居住スペースは荷台の上に置かれているので、ジャッキを使って自由に載せ下ろしができるほか、サイズや積載重量も道路交通法で定める範囲内に抑えた。経費は24万7千円。

荘司さんは「軽く、安く、頑丈に作ることにこだわったので満足のいく仕上がり。実際に使ってみてさらに工夫したい。車中泊ができるので災害時の避難所としても使えるのでは」と話していた。