かぶせ茶、新茶初摘み 四日市の安田製茶 甘みと深い味わい楽しんで 三重

【新茶を手摘みする地元女性ら=四日市市水沢町の安田製茶で】

【四日市】東海三県の茶生産地に先駆け、三重県四日市市水沢町の安田製茶(安田長功代表)は8日、ビニールハウス内で育てた特産かぶせ茶の初摘みをした。

そろいの紺がすりに姉さんかぶり姿の地元農家女性ら18人が、新芽の先端部分を丁寧に摘み取った。収穫した20キロほどの新茶葉は市茶業振興センターで製茶後、伊勢神宮や地元の足見田神社に奉納するほか、市長や関係者らに贈るという。

水沢特産のかぶせ茶は、黒い遮光ネットをかぶせて日光を避けることで甘みが増し、渋みの少ないまろやかな味に仕上がる。今年は寒さが厳しくハウスの温度管理が大変だったが、芽吹きは順調だという。

安田代表(52)は「ペットボトルのお茶が主流になりつつあるが、かぶせ茶本来の甘みと深い味わいを急須で楽しんでいただきたい」と話していた。