新名神高速道の早期全通を 国交省、財務省に三重県知事要望 「生産性向上、災害時物流に」

【石川道路局長(左から4人目)に新名神高速道路の早期開通を要望した鈴木知事(同3人目)ら(三重県提供)】

鈴木英敬三重県知事は8日、新名神高速道路を早期に全線開通させるよう国交省と財務省に要望した。県内区間は30年度内に全線開通する予定だが、鈴木知事は「1日も早く開通してほしい」と求めた。

要望書は「新名神は生産性を高め、企業立地の促進や地域間の交流で極めて重要な役割がある。大規模災害時にも物流を確保する観点から大きく期待されている」などと全線開通の意義を強調した。

その上で、新四日市JCT(ジャンクション)―亀山西JCT間などの不通区間を早期に完成させることや、鈴鹿パーキングエリアのスマートインターチェンジを全線開通と同時にオープンさせることを求めた。

新名神建設促進期成同盟会の会長として、沿線自治体の首長らと共に国交省と財務省を訪問。県内からは、末松則子鈴鹿市長、石原正敬菰野町長、森智広四日市市長、櫻井義之亀山市長が同行した。

鈴木知事は国交省の石川雄一道路局長と財務省の大鹿行宏主計局次長に要望書を提出。「新名神の全線開通は生産性向上に役立つ。北勢ではイベントが盛りだくさん」などと述べ、早期開通を求めた。

石川局長は「新名神の完成が見えてきた」としつつも、県内区間が全線開通する具体的な時期については明言しなかった。大鹿次長は「社会資本整備は重要。国交省と一緒に進めたい」と述べた。