伊勢 「あのりふぐ」内宮に奉納 大漁と海の安全願う 三重

【木おけに入れて運ばれる「あのりふぐ」=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県志摩市の安乗漁港を中心に水揚げされる天然トラフグ「あのりふぐ」が9日、伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納された。

あのりふぐは、熊野灘から遠州灘の海域で、10―2月にかけて漁獲される700グラム以上のトラフグ。三重外湾漁協安乗事務所と漁業者や商工会などでつくる「あのりふぐ協議会」が、語呂合わせで2月9日の「ふぐの日」に合わせ、毎年奉納を続けている。

関係者約30人がそろいの法被姿で参列。生きのいいフグ14匹(計約23キロ)を木おけに入れて担ぎ、宇治橋を渡って神楽殿へ納めた。

協議会の浅井利一会長(72)によると、今季は寒さや天候不順のため、漁獲量の少なかった昨季よりもさらに2、3割減。「安乗のフグは全国的に人気が上がっているので、大漁と海上の安全を願いたい」と話していた。