労災事故で監督処分 松阪の空調設備会社に三重県

三重県は8日、労災事故があった空調設備会社「SKエンジニアリング」(松阪市大口町、鈴木敏靖社長)に対し、建設業法に基づく監督処分として安全管理体制の徹底を求める指示命令を出した。

県によると、同社は平成28年9月に男性従業員が屋根から落下した事故で、安全管理を怠ったとして昨年10月31日、労働安全衛生法違反の罪で伊賀簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けた。

県は同社に対し、違反内容と処分を従業員に周知した上で、工事現場での安全管理体制の整備や社内研修を実施するよう文書で通知。指示内容を1カ月以内に実施し、文書で県に報告するよう求めた。

伊賀労基署などによると、男性は28年9月1日、名張市内の工事現場で安全帯を使用しないまま作業し、高さ約3・9メートルの屋根から落下。頭や首の骨を折って意識不明の重体となった。