南伊勢町 町職員が業務改善を発表 へき地診療所再開など 三重

【業務改善の取り組みを発表する南伊勢町の職員=町南勢庁舎で】

【度会郡】三重県南伊勢町の職員が業務内容の改善や重点事業の成果を報告する「EGK改善発表会」が8日、南勢庁舎であり、各課の職員が取り組みの工夫などを説明した。小山巧町長や職員約70人が聞き入り、発表の分かりやすさや問題点が改善されているかなどを評価した。

人材育成の一環として、若手職員らで作る実行委員会が発表会を運営し、今年で5回目。EGKは「Enjoy(楽しみながら)Good(良いことを)Keep(続けていこう)」の頭文字を取っている。この日は17事案を発表した。

町立南伊勢病院は平成21年度から休診していた古和浦へき地診療所の再開を報告。休診後は町外へ通院する住民が多く、特に高齢者の負担が増していたという。昨年9月から第1、第3水曜日の午前に、同病院や南島メディカルセンターから医師や看護師などを派遣し、内科の受診を受け付けている。

防災課は行政無線の放送内容の見直しを紹介。放送は録音したものを流しているが、改善前は住民から「早口で聞き取りにくい」などの苦情があったという。録音を2人で行い、聞き取りやすさや内容の分かりやすさを注意し合った結果、苦情が半減した。

小山町長は「事業の説明だけに終わっているチームがあったのが残念。改善の努力を知っているだけに、うまく発表できないのがもどかしい」と話し、問題点を先に示すなど発表内容の工夫を課題に挙げた。