三重なばな収穫ピーク 出荷作業大忙し JA伊勢管内、量は減少

【「三重なばな」を収穫する髙部さん=伊勢市御薗町高向で】

【伊勢】「みえの伝統野菜」に選定されている「三重なばな」の収穫が、JA伊勢管内の伊勢市や玉城町、度会町、大紀町で最盛期を迎えている。3月末まで大阪や名古屋、県内に出荷される。

ナバナはビタミンCなどの栄養価が豊富に含まれ、癖がないのが特徴。菜の花が咲く前の茎葉を食べ、おひたしや炒め物によく合うという。

県はナバナの出荷量が全国1位で、「三重なばな」のブランド名で販売している。JA伊勢管内では生産者40人が約2・5ヘクタールで栽培。昨年の出荷量は約18・5トンだったが、今年は長雨や台風の影響から約13トンを見込んでいる。

同市御薗町高向の髙部行弘さん(63)の畑では、早生(わせ)と晩生(おくて)の2種類を栽培。長さ15―20センチに切りそろえ、出荷用に袋詰めする作業に追われている。

髙部さんは「ナバナの知名度はまだ低いので、店頭に出ていたらどんな味がするのか試しに食べてもらえれば」と話していた。