尾鷲 「ヤーヤ祭り」開幕 男衆300人、扉開きの神事 三重

【神に祭りの始まりを報告する「扉開きの神事」=尾鷲市北浦町の尾鷲神社で】

【尾鷲】白装束の男衆がぶつかり合う「ヤーヤ練り」などで知られる尾鷲神社(三重県尾鷲市北浦町)の奇祭「ヤーヤ祭り」が1日未明、祭りの開始を神に報告する「扉開きの神事」で開幕した。

午前0時に加藤守朗宮司が本殿の扉を開け、祝詞を奏上し、祭りの当番町である「祷務(とうむ)町」の天満町、知古町、向井町の総代らが玉串をささげた。

参道の両脇には祭りに参加する旧19町から法被姿の男衆約300人が参列。祭りの安全と成功を祈った。

加藤宮司は「安全第一で、祭りを楽しんでもらいたい。多くの人に見に来て参加してほしい」と話した。

祭りは300年以上前から続くとされ、「ヤーヤ」は合戦時に武士が発した「やーやー我こそは」の掛け声に由来すると伝わる。

戦国時代の合戦の様子を再現したとされるヤーヤ練りは2―4日の午後7時から市内で行われ、各町の男衆が「チョウサじゃ」と叫びながら激しくぶつかり合う。

最終日の5日は、一番祷が林町を出発し、大人や子どもらが大名行列や道中手踊りを披露しながら神社まで歩く。