1本2万4840円の高級伊勢茶 三重県が発表、来月から販売

【最高級の伊勢茶を使ったボトリングティー=三重県庁で】

三重県は29日、県産の伊勢茶を使った高級ボトリングティー「伊勢冠(いせかぶせ)」を開発したと発表した。720ミリリットルで2万4840円。まるは茶業(四日市市水沢町)が2月1日から販売する。

伊勢茶のうち県内での生産量が全国で最も多い「かぶせ茶」の最高級品を使用。日光を遮って栽培し、うまみ成分を増やしつつ渋みを押さえた。ガラスの瓶と木箱に入れて高級感を演出している。

全国3位の生産量を誇る県産茶葉のブランド力向上が目的。県が205万円で、まるは茶業に開発を委託した。茶の成分を凝縮する特殊な技術を持つ静岡県内の事業者が抽出や瓶詰めをしている。

県は首都圏のホテルや飲食店など、高級志向の消費者をターゲットに売り込む。試飲した鈴木英敬知事は「濃厚なうまみに驚いた。上品でまろやかな味わい。希少な茶葉を楽しんでもらいたい」と語った。

180ミリリットル(8640円)の小瓶もある。まるは茶業の店舗やインターネットサイト、県の首都圏営業拠点「三重テラス」で販売する。問い合わせは同社=電話059(329)2980=へ。