紀宝町 「町政運営に責任感じる」 西田町長に当選証書 三重

【当選証書を受け取る西田氏(奥)=紀宝町役場で】

【南牟婁郡】任期満了(2月4日)に伴う三重県の紀宝町長選の投開票から一夜明けた29日、町役場で当選証書付与式があり、4選を果たした現職の西田健氏(69)に、町選管の小渕大作委員長が当選証書を手渡した。4期目の任期は2月5日から4年間。

証書を受け取った西田氏は「これから4年間の町政運営に責任を感じている。子育て支援の充実や雇用の場の創出、道路整備などさまざまな問題はあるが、紀宝町に住んでよかったと思える町づくりを進めていきたい」と述べた。

小渕委員長は「都会に出た人も孫、ひ孫を連れて帰って来ていただけるような町づくりを期待している」と求めた。

■5、6年後完成へ努力 新宮紀宝道路で
任期満了(2月4日)に伴う紀宝町長選の当選から一夜明けた29日、合併後の新町で4選を果たした西田健町長(69)は記者団の取材に応じ、4期目の課題や町政運営について語った。

西田町長は選挙戦を振り返り、「町民から審判をもらいうれしく思う。町民の力添えをもらい、しっかりと町政運営していきたい」と話した。

8年前の選挙に比べ、投票率が15%低下したことについては「政策を訴える力や努力が足りなかったと思う。政治や行政に対して関心を持ってもらえるような町政を心掛けていきたい」と述べた。

相手候補と意見が分かれ選挙の争点となった三重、和歌山両県を結ぶ「新宮紀宝道路」について、西田町長は国交省が発表した現ルートで建設を進めていく方針。西田町長は「町にとって大きな事業であり『命の道』として必要な道路と訴えてきた。市町村と連携して5、6年後の完成を目指して努力していきたい」と述べた。

現在もルート変更を求める住民に対しては「国が進めている事業なので、できることは町が協力し、理解を得られるようにしたい」と語った。