大台町長に大森氏 初当選、12年ぶり選挙戦 町議11人も決まる 三重

【初当選を喜ぶ大森氏(左)=大台町佐原の選挙事務所で】

【多気郡】任期満了(2月11日)に伴う三重県の大台町長・町議選は1月28日、投開票された。町長選は無所属新人の会社社長大森正信氏(69)=小切畑=が、前町議元坂正人氏(72)=新田=と同堀江洋子氏(56)=上三瀬=を制して初当選した。

町長選は3期目の尾上武義氏(70)が引退を表明し、12年ぶりの選挙戦となった。

大森氏は同町佐原の選挙事務所で支援者らと万歳三唱して喜び、「尾上町長の12年で進歩した。しっかり継承していく。一生懸命頑張る」と抱負を語った。

町議選は定数11人。今回から2人減らした。現職6人、新人8人の計14人が立候補。現職5人、新人6人が当選した。全員無所属男性。

当日有権者数は8282人(男3890人、女4392人)。投票率は町長選が平成18年1月に比べ10・26ポイント減の76・24%。町議選が26年2月の前回に比べ5・86ポイント増の76・21%。

■引き続き旧宮川村から誕生
旧宮川村出身の大森正信氏が旧大台町出身の元町議2人を退けた。尾上武義氏に続き旧宮川村から町長が誕生した。

旧宮川村1人、旧大台町2人の構図は平成18年の2町村合併後初の町長選と同じ。有権者数は旧大台町が旧宮川村の2倍あるが、大森氏は地元を固め、旧大台町に食い込み、旧町の票を奪い合った元町議2人を制した。

町全体が28年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「大台ヶ原・大峯山・大杉谷エコパーク(生物圏保存地域)」に登録された。屋久島や白山、南アルプスと並ぶ大自然を国内外にアピールでき、観光地としての体制づくりが課題。

また、栽培に力を入れるユズの原料供給だけでなく、加工から販売まで手掛け、雇用の確保につなげたい。人口減と少子高齢化が特に激しい同町の舵取り役として手腕が問われる。

■大台町議選開票結果■
(午後10時10分結了)
当1160東  久生64無新
当 795岸  良隆65無現
当 780野村 政美52無新
当 650奥田 健一28無新
当 615古田 廣幸67無新
当 529小野 恵司43無現
当 310村田 尚登65無新
当 291中道 剛士72無現
当 256吉田 澄男69無現
当 242小林 保男66無現
当 234米森 清裕68無新
190中北 敦司65無現
70山岸 丈哲41無新
45直井 智和65無新