四日市 萬古焼の無水調理土鍋 中村製作所が販売 三重

【無水調理土鍋のベストポット(中村製作所提供)】

【四日市】三重県四日市市広永町の工作機械部品加工会社「中村製作所」(山添卓也代表取締役)は、4月に販売開始する無水調理土鍋「ベストポット」の販売受け付けをこのほど開始した。同市内の民間企業数社と連携し、四日市で新たな価値創造を目指す。

同商品は、鍋本体に四日市市の伝統工芸品「萬古焼」を使用。成形から焼き上げまでを、水谷商店あおい製陶所(同市西坂部町、水谷泰治社長)が担う。

中村製作所の切削加工技術を生かして土鍋を削ることで、鍋とふたの隙間を100分の1ミリメートル以下にし、食材のうま味成分や水分を逃さない無水調理を可能にした。鍋は内部に釉薬(ゆうやく)として鉄分が多く含まれる阿蘇山の火山灰を使用しており、食材の芯を効果的に温める遠赤外線の反射率を高め、食材の持つ甘みや香りをより強く引き出す特徴がある。

山添社長は同商品の開発にあたり「地元出身者として萬古焼を使ってどこにもない鍋を作ることで、四日市や萬古焼に新しい価値を見出すことができれば」と話した。

販売受け付けはクラウドファンディングサイトMakuake=makuake.com/project/best_pot/=へ。