三重県内の主要施設22カ所 三が日観光客1.4%増 正月企画などで集客

三重県は11日、正月三が日(1―3日)に県内の主要20施設を訪れた観光客数は前年に比べ1・4%(1万6804人)増の118万2560人だったと発表した。前年より来場者が減った施設が多い中、ナガシマリゾート(桑名市)などの集客施設で順調に客足を伸ばしたのが要因。

最多の伊勢神宮(伊勢市)は48万1751人で、前年と比べて8687人(1・8%)減った。1―8日までの参拝者数は前年より増えていることから、参拝客が混雑する三が日を避けて6―8日の3連休などに分散したとみられる。

20施設のうち5施設は前年と比べて増加。ナガシマリゾートは、昨年9月のリニューアルオープンにより施設内のアウトレットの店舗数が増えたことから初売りに来場者が集まり、前年比4・7%増の39万8千人だった。

一方、13施設は前年を下回った。伊賀流忍者博物館(伊賀市)では全体の観光客数が前年より減ったものの、外国人観光客数は2倍となった。同館によると、忍者ブームでここ数年は外国人観光客数が徐々に増えてきているという。

県は、熊野古道センター(尾鷲市)が餅つきを開催するなど各施設の新年にちなんだ取り組みが入り込み数を伸ばしたと分析。2日にクルーズ船が四日市港に寄港し、乗船客約1600人のうち319人がが県内の観光地を訪れたことも増加に寄与したとみている。

鈴木英敬知事はぶら下がり会見で「3日は天気が良くなかったが、全体として増えたのはそれぞれの施設が独自の取り組みをしたためと評価している。クルーズ船の寄港を観光客の増加に生かしたい」と述べた。