三重県知事「英断」と歓迎 桑名、三重信金合併合意で

【ぶら下がり会見で、信用金庫の合併に所感を語る鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は11日のぶら下がり会見で、桑名信用金庫と三重信用金庫の合併合意が発表されたことについて「人口減少やマイナス金利など、現在の経済や社会環境を踏まえた英断」と歓迎した。

鈴木知事は両信金の合併について「北勢に強みのある桑名信金と中南勢に強みのある三重信金が合併すれば店舗を活用してサービスを拡充できる。円滑な資金供給をするためには大変重要なこと」と述べた。

その上で、両信金の対応について「利用者の皆さんに混乱がないようにしてほしい。県内の中小企業や小規模企業、個人事業主が前向きに経営を展開できるように尽力してもらいたい」と求めた。

4月に経営統合する三重銀行と第三銀行に続いて金融機関の再編が進むことには「厳しい競争環境でも良いサービスを提供して生き残る判断は悪いことではない。資金供給の観点では良い方向」と語った。
 
■今後も飛躍期待 桑名市長が談話発表
桑名信用金庫と三重信用金庫の合併発表を受け、桑名市の伊藤徳宇市長は11日、談話を発表。「突然の発表で驚いた。桑名市に本店を置くリテールバンクとして、地域経済の活性化に寄与してきた桑名信用金庫が、合併によりさらに確固たる基盤を築くことは地域経済や地元企業にとっても歓迎されること。今後も地域のけん引役として飛躍されることを期待したい」とした。

■強固な経営基盤を 松阪市長がコメント
松阪市の竹上真人市長も同日コメントを発表し、「県内に本店を置く地域金融機関として、合併により強固な経営基盤を築くためのものと理解している。特に、三重信用金庫は松阪市に本店を置き、長年、地域経済に貢献いただいていることからも、今後の動向に高い関心を持って推移を見守りたいと思う」とした。