生物多様性アクション大賞 大杉谷自然学校に審査委員賞 「しゃくり」伝承で 三重

【NPO大杉谷自然学校のしゃくり大会=大台町薗で(8月29日)】

【多気郡】NPO大杉谷自然学校(三重県大台町久豆)の取り組み「伝統漁法がつなぐ宮川の未来」がこのほど、「生物多様性アクション大賞2017」で審査委員賞を受賞した。

「国連生物多様性の10年日本委員会」が主催し、今年で5回目。116件の応募があった。

同校は宮川上流の伝統アユ漁法「しゃくり」を町内の小学生に教え、しゃくり大会を開催。「次世代を担う子どもたちへ継承していこうという姿勢」が評価された。また、宮川にはもともと生息していなかったギギを捕獲して食べて減らす体験プログラムもあり、「駆除するだけでなく食べるという活動が科学性とエンターテインメント性に富んでいる」とされた。

県内では他に、自然史教育談話会(津市)の「絶滅危惧種ヒヌマイトトンボのミチゲーションに関する官民学のジョイントプロジェクト」と、県立四日市西高校自然研究会の鈴鹿山脈フクロウ保護プロジェクト」が入賞した。