伊勢市 矢田川と汁谷川に水位計 台風21号受け設置へ 三重

【矢田川と汁谷川に水位計を設置する方針を発表する鈴木健一市長=伊勢市役所で】

【伊勢】10月の台風21号で三重県内最多の浸水被害が出た伊勢市の鈴木健一市長は5日の定例会見で、氾濫した汁谷川と矢田川に水位計を設置する方針を明らかにした。インターネット上で水位を確認できる仕組みを検討しており、12月議会に関連予算を提出する。

市によると、台風21号では高潮時に満潮と豪雨が重なるなどし、市内の8つの川が氾濫。11月末日現在、浸水被害は1821戸(床上、床下、店舗浸水)に上る。特に、汁谷川周辺の小俣町宮前地区は市内最多の178戸が浸水し、矢田川周辺の楠部地区は3番目に多い97戸が浸水した。

市内の河川では国管理の宮川や勢田川に国が水位計が設置しており、国土交通省の「川の防災情報」のページで水位を確認できる。市は宮川と勢田川の事例を参考にし、汁谷川と矢田川の水位をウェブ上などで確認する仕組み作りを進める。災害時、市のホームページ上での公開などを検討している。