越境入学問題 解決で三重県知事「安堵」 県立高の入学に新制度

三重県立高校の越境入学を巡る問題で、県教委が25校を検討対象に保護者の転居を求めない新制度を設ける方向性を固めたことについて、鈴木英敬知事は10日の定例記者会見で「安全に学習やクラブ活動に臨める状況に至り、安堵(あんど)している」と述べた。

鈴木知事は「ルールに反したことが行われ、学校外の生活で子どもたちの安全を確保する責任の体制が十分でないと言わざるを得なかった」と指摘した上で「それを解消し、子どもが安全に学習し、クラブ活動に臨める状況に至り、安堵している」と述べた。

その上で「議会や検討会、教育委員会の皆さんの意見を聞いて一定の意見を集約したと思うが、重要なのはこれから」と指摘。「二度とルール違反がないようしっかり取り組み、学校の魅力を高めることもしっかりと検討してほしい」と求めた。

また、廣田恵子教育長が定例記者会見で、新制度に対する県民の意見公募を「プロセスの一つ」などと述べたことについて、鈴木知事は「言い方はちょっといかがなものかと思う」「意見を反映しないという姿勢があるなら言語道断だと思う」などと指摘した。