訪日客増へPR協力を 三重県 観光庁と環境省に要望書

【鈴木知事(左)の説明を聞く田村観光庁長官=観光庁で】

三重県は9日、観光庁と環境省に対して来年度の予算編成に向けた要望書を提出した。訪日外国人観光客を増やすため、情報発信の面で国や日本政府観光局(JNTO)の協力を要請したほか、伊勢志摩国立公園内の施設を整備する予算の確保を求めた。

観光庁への要望書では、「東京オリンピック・パラリンピックに向けて、個人旅行(FIT)の誘客に取り組む必要がある」と指摘。「国やJNTOと協力して情報発信を強化することが重要。地方の観光地の取り組みに対して重点的に予算執行すべき」とした。

鈴木英敬知事は田村明比古観光庁長官に、県が外国人旅行者を増やすためにMICEの誘致やゴルフツーリズムに取り組んでいると説明。田村長官は「三重県はポテンシャルの高い地域であるので、観光庁としてもしっかり取り組みたい」と述べた。

県は7―9日の3日間、来年度の予算編成に向けて12府省庁に前年同期より4項目多い18項目を要望。台風21号と22号による被害の発生を受けて緊急の要望書も提出し、関係省庁や県内選出の国会議員に補正予算の立案や復旧事業の手続きの簡素化を求めた。