中部運輸局 三重交通のバス使用停止 道路運送法に反し運行 伊勢と伊賀の各1台

道路運送法に反してバスを運行していたとして、中部運輸局は19日、三重交通(三重県津市中央、雲井敬社長)を同日付で車両使用停止処分にしたと発表した。対象は伊勢営業所と伊賀営業所のバス車両それぞれ1台で、同日から28日までの10日間使用停止とした。

同局によると、伊勢営業所は昨年10月3日と同月31日、起点停留所を経由せずに伊勢市コミュニティバスを運行。伊賀営業所は名張つつじが丘線の運行計画の変更を事前に届け出ないまま、今年4月10日―5月1日の間、バスを運行していた。

伊勢市役所や同局に住民から苦情が入り、発覚。同局が6月7日に伊賀営業所を、同月9日に伊勢営業所を立ち入り監査し、道路運送法の違反を確認した。

10月19日に津市雲出長常町の同局三重運輸支局で後藤武夫支局長が同社に行政処分書を交付した。

三重交通は車両使用停止処分について「重大な事案と認識し、申し訳なく思う」と謝罪した上で「発覚以降、チェック体制や社員教育の強化など再発防止に努めている」と説明。使用停止期間中の運行については「運休せず、予備車両で代行する」とした。