南伊勢町長選、小山氏が無投票3選 「若い人に希望を」と抱負 三重

【支持者から贈られた花束を両手に抱え、3選を喜ぶ小山氏=南伊勢町五ケ所浦で】

【度会郡】任期満了(11月12日)に伴う三重県南伊勢町長選が17日に告示され、現職の小山巧氏(66)=同町切原=が無投票で3選を決めた。町長選の無投票は、平成17年に旧南勢町と南島町が合併して以降初めて。

午後5時ごろ、町内38集落の遊説を終えた小山氏が同町五ケ所浦の選挙事務所に戻ると、集まった支持者約80人が拍手と歓声で出迎えた。無投票当選の知らせを受け、小山氏は支持者と共に万歳三唱。祝いの花束を受け取り、当選を喜んだ。

あいさつで小山氏は「期せずして無投票となったが、3期目に向けた町民の皆さんの期待を考えると肩に重いものを感じる」と語った。

高齢化が県内で最も著しい町の課題として、若者の移住定住対策を挙げ「若い人がいなくなれば町が立ちゆかなくなるのは見えており、最大の危機」と強調。移住定住対策として、若者向けの起業支援や産業振興による雇用の確保、高台に町営住宅を整備する考えなどを示し「若い人たちが希望を持ってこの町に住める。そんなまちづくりを進めていきたい」と抱負を述べた。