津 百五銀、知事とトーク 男性行員の育休取得率50%以上 三重

【鈴木知事(手前右)と意見交換する行員ら=津市丸之内の百五銀行丸之内本部棟で】

【津】鈴木英敬三重県知事が企業を訪問し、育児休業を取得した男性社員らと意見交換する「県知事とのサンキュー育休トーク」が10日、津市丸之内の百五銀行(伊藤歳恭頭取)丸之内本部棟であった。これまでに育休を取った男性行員とその上司が参加し、きっかけや取得後の変化を紹介した。

男性の育児参画を促す県の企画で、今回は2社目。同行は今年1月から「男性の育児休暇3日間取得推奨」などに取り組んでおり、4―6月に子どもが産まれた男性行員の育休取得率は50%以上と、昨年度の6%から大幅に増えた。

この日の参加者らはいずれも今年数日間の育休を取ったといい、「先輩が積極的に育休を取得していた」などときっかけを説明。取得後について、参加者の一人は「いかに朝が大変かが分かり、(自身の)出勤前にできる限りのことをやろうという意識に変わった」と話した。別の行員は「先輩や後輩に子どもが産まれた時に、さりげない心遣いができるようになりたい」と、周囲への感謝の気持ちを語った。

取得者の上司らは「突発的なことにも対応できる体制を取るようにしている」「チームの中で常にミーティングを行い、サポートしようとした」などと工夫点を紹介した。

鈴木知事は「(男性の)育休当たり前やん、ということがどんどん広まっていけば。一緒に進めていただきたい」と呼び掛けていた。