有森裕子さん、夢先生に 鈴鹿で出前授業 目標持ち諦めないで 三重

【有森さんと一緒に「だるまさんが転んだ」に挑戦する児童ら=鈴鹿市稲生3丁目の市立稲生小学校で】

【鈴鹿】五輪メダリストで元女子マラソン選手の有森裕子さん(50)が14日、三重県鈴鹿市稲生三丁目の市立稲生小学校で、出前授業の「夢先生」として5年生2クラスの児童計63人に、諦めないで夢を持ち続けることの大切さを教えた。

日本サッカー協会主催のJFAこころのプロジェクト「夢の教室」事業の一環。同市では初開催、県内では4自治体目。年内に計3校で実施する。ふるさと納税の「すずか応援寄付金」を活用した。委託料は165万円。

授業はクラスごとに実施。ゲームの時間は全員で「だるまさんが転んだ」に挑戦。全員で手をつないでゴールを目指し、7回目で成功。「最後まで諦めなければ目標を達成できる」と子どもたちが持つ可能性に気づかせた。

トークの時間は、自身の半生を振り返り「(メダルを獲れたのは)結果が出なくても諦めなかったから」「夢や目標があるとそれに向かって一生懸命行動する自分が生まれる。諦めない人を見たら一生懸命応援してあげて」と呼びかけた。

将来の夢は「サッカー選手になって世界で活躍すること」という首藤大智君(1は「今日が夢への第一歩。実現できたらもっとうれしい。諦めなかったら何でもできることが分かったので頑張る」と話していた。

同校の5年生は4クラスあり、15日は元シンクロナイズドスイミング選手の松村亜矢子さんが残りの2クラスで教壇に立つ。