宣長イベント、今秋に三重県内外で 津でシンポ、県立美術館で資料展

三重県は今秋、松阪市出身の国学者、本居宣長を顕彰するイベントを県内外で開催する。鈴木英敬知事は12日の定例記者会見で「宣長の学ぶ姿勢は、グローバル化の進んだ現代でも大変参考になり、興味深い。ぜひ多くの方にご参加いただきたい」と述べた。

本居宣長記念館(松阪市)が3月にリニューアルオープンした。県や松阪市は、宣長の出身地である三重の歴史や文化を発信する機会にしようと、イベントを県内外で開催。9―11月は、下半期も宣長への注目の高まりを持続させるため、集中的に実施する。

10月14日には、津市一身田上津部田の県総合文化センターで、シンポジウム「宣長サミット」を開催。日本総合研究所の寺島実郎会長が講演するほか、本居宣長の研究者らがパネルディスカッションする。午後1時15分―同3時50分まで。参加無料。

このシンポジウムを前に、9月23日には大阪市の近鉄文化サロン阿倍野で、宣長サミット開催記念講座「三重で本居宣長に会う」を無料で開く。本居宣長記念館の吉田悦之館長が講師を務め、宣長を生んだ三重の歴史的、文化的な背景を説明する。

また、津市大谷町の県立美術館は、9月30日―11月26日までの間、同館開館35周年記念事業として「本居宣長展」を開き、宣長の自筆資料や遺愛品で宣長の生涯をたどる。月曜休館。入場料は一般千円。10月28日には記念館の吉田館長が講演する。

3つのイベントのうち、宣長サミットは事前申し込みが必要で、定員350人(先着順)。県ホームページの電子申請・届け出システムから申し込む。締め切りは10月4日。問い合わせは、県文化振興課=電話059(224)2233=へ。