大阪三重県人会の村田会長、土性選手を祝福 世界レスリング「金」で対談

【土性選手と対談する村田会長=愛知県大府市の至学館大学レスリング部で】

来月21日に第10回目の記念大会となる「関西三重県人の集い」が大阪で開催される。主催者である大阪三重県人会の村田吉優会長(サイネックス社長)と県関西事務所の湯浅真子所長は7日、昨年の第9回「集い」にゲストとして参加し、先月パリで行われたレスリング世界選手権女子69キロ級で金メダリストとなった土性沙羅選手(東新住建)を祝うため、愛知県大府市にある至学館大学の練習場を訪れ、土性選手と対談した。

村田会長 リオ・オリンピックに続いて見事な世界連覇となりました。本当におめでとうございます。

土性選手 ありがとうございます。世界選手権で勝たないと、オリンピック金メダルの価値がなくなると思い必死でがんばりました。

村田会長 オリンピック金メダリストとして負けられないと。

土性選手 それはありました。勝つというより、負けられないって。

村田会長 試合前のゲン担ぎのようなものはありますか。

土性選手 好きな音楽を聞くようにしています。試合前は緊張し過ぎて、周りの人と話せないくらい入り込んでしまうので、コーチからはもう少しリラックスした方がいいと言われてます。

村田会長 パリでは観光なども楽しまれましたか。

土性選手 いえ、全然でした。毎日午前練習のあと、少し付近を散歩したぐらいです。会場が遠かったこともあり、エッフェル塔も見てません。

村田会長 それは残念ですね。昨年はオリンピックのあと「関西三重県人の集い」に来ていただき、県人会の皆さんは大喜びでした。大勢の皆さんに写真撮影を求められ、食事をとる暇もなかっただろうと申し訳なく思っています。

土性選手 とんでもないです。関西の県人会の皆様に祝福していただき、多くの温かい気持ちに触れることができ、とても嬉しくなりました。

村田会長 あの時お渡しした県人会特製の金メダルは今もまだありますか。

土性選手 ええ、たぶん実家に置いてあると思いますよ。

村田会長 当時はまだ大学生でしたが、今年から社会人になりました。どんな変化がありましたか。

土性選手 4月から東新住建に所属しています。学生の頃より、結果を出さなきゃというのはありますね。練習は今までと同じ至学館大学ですので、これまでの延長線のような環境を提供していただき、本当にありがたいです。

村田会長 私と同じ松阪市出身で中学校も同窓ですね。松阪へ帰るときはどう過ごされるのですか。

土性選手 地元の友達と遊んだり、トリ焼肉はよく食べに行きますよ。松阪に帰れるときは帰りたいですね。

村田会長 私も故郷・松阪、三重をとても誇りに思っています。さらに素晴らしい故郷になるよう応援していきたいと思っています。本日はお忙しい中ありがとうございました。

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第10回「関西三重県人の集い」に関するお問い合せは大阪三重県人会事務局(県関西事務所内)=電話06(6347)1932=へ。

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土性沙羅(どしょう・さら) 平成6年松阪市生まれ。父則之氏が吉田沙保里選手の父である栄勝氏にレスリングの指導を受けていた縁もあり、同氏が主宰していた一志ジュニア教室にてレスリングを始める。小学校4年生より全国少年少女選手権を3連覇、市立鎌田中学校では全国中学生選手権で2連覇を達成した。平成22年から故郷を離れ、愛知県大府市の至学館高校、同大学へ進学。昨年のリオ五輪女子レスリング69㎏級で金メダルを獲得した。平成29年3月に至学館大学を卒業し、4月に東新住建株式会社へ入社。8月のパリ世界選手権でも金メダルを獲得し世界連覇している。平成28年三重県民栄誉賞、松阪市民栄誉賞を、スポーツ振興の功績により紫綬褒章を受賞。