三重学生リーグ 三重大、2季連続V目指す

【キャッチボールでフォームを確認する三重大・中井=津市の三重大で】

明治神宮野球大会につながる大学野球の2017年東海地区大学秋季県リーグ戦が9月2日に開幕する。今年春の三重県リーグで2007年春以来のリーグ優勝を果たし、5月の東海春季選手権にも出場した三重大は、中井拓磨(4年・津)、福西喬(2年・津)の両右腕を軸に2季連続の優勝を目指す。特にこの春、県リーグ最優秀選手賞を初受賞した中井は、2戦2敗の3位で終えた東海春季選手権の悔しさをバネに春の再現を誓う。

津高時代は軟式野球部に所属。昨年11月に野球部に入部し、半年足らずで主戦級に成長した。持ち味は低めに球を集めたテンポの良い投球。今年春の県リーグは10試合中3試合で完投勝利を果たし、20季ぶりの県リーグ制覇の原動力になった。

東海春季選手権は試練の大会になった。初戦の日大国際関係学部(静岡)戦に先発登板するもストライクが入らず自ら崩れた。4回を投げて4安打7四死球で5失点(自責点3)し、途中でマウンドを降りた。

東海大会以降フォームから見直した。練習試合など通じて、ストライクが取れない時変化球でかわす投球も学んだ。今月の社会人野球高山大会では社会人の新日鉄住金東海REX戦に先発。4回を投げて6四球と制球に苦しんだが2安打1失点で粘ることができた。

春のMVPとして臨む秋の県リーグ。他校の打者も対策を講じてくることが予想されるが、余り意識しないという。「硬式野球に転向して1年足らず。ぼく自身変わったところはたくさんある」と話し、成長の跡を見せるつもりだ。