三重県知事「地域区切って提供を」 竜巻情報で気象台に注文

鈴木英敬三重県知事は九日の定例記者会見で、七日夜に県内を通過した台風5号の影響で、気象台が県内に出した竜巻注意情報について「なるべく(注意情報を出す地域を)区切ってほしい」と述べた。

鈴木知事は会見で「台風5号で負傷した六人や住宅が損壊された人に、お見舞い申し上げる。怖い思いをされたと思う。人命に関わることがなく、ほっとしている。早めの備えが良かったと思う」と述べた。

一方、気象台の竜巻注意情報について「全県で出ており、どこの地域で備えたら良いか分からない。なるべく区切って出してもらいたい。情報提供のあり方を、もっと進化させてほしい」と指摘した。

気象台は台風5号の接近を受け、七日の午前2時すぎから午後3時半ごろまで14回にわたって県内に竜巻注意情報を出した。従来は県内全域で出していたが、昨年12月以降は北中部と南部に分割している。

気象台観測予報グループは取材に「注意情報の対象地域を細かくすることには技術的に限界がある。注意情報に加えて、黒い雲や冷たい風といった竜巻の予兆を把握するなどして対応してもらいたい」としている。