フルマラソンに三重県知事期待 松阪市長、初開催へ検討中 1対1対談

【対談する鈴木知事(左)と竹上市長=松阪市本町の市産業振興センターで】

【松阪】鈴木英敬三重県知事と竹上真人松阪市長の「1対1対談」が6日、同市本町の市産業振興センターであった。竹上市長はフルマラソン開催に向けてコースを検討中と述べ、鈴木知事は「県で初めてフルマラソンをやるぞと言ってくれ、大いに期待している。支援する」と話した。マラソンは県内18市町が開催しているが、フルマラソンはない。

鈴木知事は「バンッて鳴らすスターターは零点何秒でも狂ってはいけないんですよ。大変。審判員など、競技団体への協力依頼や調整で支援したい。お金の支援はちょっと難しいかなと思っています」と語った。

また、竹上市長は「振り込め詐欺はATM(現金自動預払機)の前で電話をしなかったらそれだけで防げる」と指摘し、特殊詐欺防止条例の制定を求めた。鈴木知事は「手口が巧妙化し、進化している。規制して効果があるか、ちょっと研究したい。対策は全県挙げて取り組む」と答えた。

来年の松浦武四郎生誕200年記念事業へ向け、竹上市長は協力を要請。鈴木知事は「県生涯学習センターで武四郎セミナーを開く。県と包括連携協定を結んでいる全日空が北海道から三重県へのホリデーツアーを実施し、想像以上に人気があり、継続するというお話をいただいた。来年は全国知事会議が北海道であり、うまくPRできないかな」と述べた。

県立飯南高校の活性化と存続を巡り、竹上市長は小中高のコミュニティスクール化を提案。鈴木知事は「僕は極めて積極的なコミュニティスクール論者。学校運営協議会をつくり、地域に開かれている。一方で、飯南中、飯高中から飯南高校への進学は3割を切っている。地元の皆さんにも機運づくりをお願いしたい」と応じた。

同対談は「県と市町の地域づくり連携・協働協議会」の事業で、7年目となる。