学校プールで児童溺れる 四日市で救急搬送 三重県

【プール事故について説明する四日市市教委担当者ら=四日市市政記者クラブで】

【四日市】四日市市教委は1日、同市赤水町の市立県小学校のプールで泳いでいた3年生の男子児童(8つ)が溺れる事故があったと発表した。男子児童は救助されたが呼びかけに応じず、市内の病院の集中治療室で治療を受けているという。

同市教委によると、同日午後1時40分ごろ、水深約60センチの低学年用プールで泳いでいた児童らが「様子がおかしい」と声を上げたため、声に気付いた監視員がプールで溺れていた男子児童を救助するとともに救急に通報した。

男子児童は嘔吐していたため人工呼吸ができず、また備え付けのAEDが使用不可の状況だったため、監視員による心臓マッサージを経て病院に搬送。呼吸と脈は確認できたが意識はもうろうとしており、肺には水がたまった状態という。

同校では市の委託事業としてPTAによって夏休み期間中の21―2日までプールを一般開放しており、この日は午後1時半から3時まで開放していた。事故を受けて同校では2日の開放中止を決定した。

市の規定では一般救命講習などを受けた監視員が6人以上立ち会うこととなっており、当時は保護者ら7人が現場にいたという。事前に保護者から提出を受けた健康カードに問題はなく、準備運動にも参加していたといい、同市教委教育総務課の長谷川術課長は「原因究明を進めて二度とないようにしたい」と話した。