三重県内経済「緩やかに持ち直し」 5月情勢発表

三重県は31日、5月の県内経済情勢を発表した。21カ月連続で「緩やかに持ち直している」と判断。生産分野は「持ち直しているもののペースが緩やかになっている」、個人消費は「持ち直しの動きがみられるものの一部に弱さがみられる」、雇用情勢は「改善している」と、いずれも前月の判断を据え置いた。

鉱工業や製造業の状況を示す鉱工業生産指数は、前月比5.9%増と2カ月連続で上昇。特に電子部品・デバイス工業の指数は東芝四日市工場(四日市市)でスマートフォン向けフラッシュメモリの生産が好調となっていることを背景に、18.5%増となった。

個人消費では、大型小売店の販売額が1.2%の減少と、10カ月連続で前年同月を下回っている。家電の販売額は0.8%減と、4カ月ぶりに前年同月を下回った。一方、コンビニの販売額は4.4%増と、11カ月連続で前年同月を上回っている。

新車登録台数は前年同月比11.8%増の7043台で、七カ月連続で前年同月を上回った。うち軽自動車の販売台数は、17.4%増の2798台だった。住宅の着工数は9.5%減の789戸で、6カ月ぶりに前年同月を下回った。有効求人倍率は0.07ポイント増の1.61倍だった。