三重県教育長会見 25日に入試制度検討会 越境入学問題で

【会見に臨む廣田教育長=県庁で】

廣田恵子教育長は13日の定例記者会見で、県外から生徒が県教委の規則に反して県立高校に越境入学していた問題で、平成31年度高校入試制度の検討会を教育関係者や県内企業の経営者ら14人を委員として迎え、25日に開くことを発表した。

検討会は、津市栄町一丁目の県合同ビルで、午後2時―同4時まで開催する予定で、公開で実施。検討会委員には教育関係者のほか、県中小企業団体中央会やマスヤグループなど企業関係者も加わる。県外入学者の受け入れについて、全国の事例を参考に協議する。

廣田教育長は委員の人選について「県内外のさまざまな立場の意見がもらえるようにした」と説明。高校生や保護者からの意見は「非常にナーバスな部分なため、聞き方に配慮しなければならない。各校の生徒会や校長を通じて聴取したい」と述べた。

同日開かれた県教委定例会で、委員から「越境入学で三年間過ごした卒業生の意見も聞いてフィードバックしてもってはどうか」との意見が出た。廣田教育長は「今のところは意見を頂いただけで、今後そのような機会を設けるかどうかは未定」と説明した。

県教委は、検討会で出た意見を取りまとめ、来年3月に公表する31年度県立高校入試の実施方針に反映する。