海女らアワビ採り競う 豊漁願いしろんご祭 三重県鳥羽市

【アワビを奉納する西村さん=鳥羽市菅島で】

【鳥羽】海女らが一年の豊漁を願う「しろんご祭」(鳥羽市無形民俗文化財)が八日、同市の離島、菅島のしろんご浜であった。地元の海女約30人がホラガイの合図で一斉に海に潜り、アワビを採った。

同祭は、海女が黒赤の一対のアワビを採るのを競い合う神事。最初に採れたアワビを島の守護神が祭られている「白髭神社」に奉納し、大漁を願う。また、最初に採れたアワビは「招きアワビ」と呼ばれ、採った海女は「海女頭」として豊漁を約束されるという。

今年は木下妙子さん(58)が海女頭となり、採れたアワビを地元出身の会社員西村有加さん(20)が代表して神社に納めた。