散弾銃誤射、女性負傷 鹿の駆除中、命に別状なし 桑名

【名張】十八日午後二時五十分ごろ、名張市布生の県道蔵持霧生線沿いの田んぼのり面で、鹿の駆除をしていた男性(78)が撃った散弾銃の弾が、市内に住む無職女性(83)の右側頭部に当たった。女性は頭に全治二週間のけがを負い、市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。

名張署によると、男性は市猟友会員十四人で駆除作業をしていた。鹿を狙って撃った九発のうちの一発が125メートル離れた場所で除草していた女性に当たったといい、猟友会員が一一九番した。

現場は有害鳥獣駆除の許可区域で、女性の近くにはガードレールやフェンスがあり、死角となっていたとみられる。男性は「まさか人がいるとは思わなかった。申し訳ない」と話している。同署は業務上過失致傷の疑いがあるとみて、男性から当時の状況などを詳しく聞いている。