サルスベリ出荷最盛期 「発色最高」、1万鉢 四日市

【出荷されるサルスベリ=四日市市八王子町の吉川園芸ハウスで】

【四日市】市内で唯一、 夏を代表する花サルスベリの栽培、出荷をしている四日市市八王子町の「吉川園芸」(吉川義明代表)で、出荷が最盛期を迎え、愛知県を中心に全国各地への出荷作業に追われている。七月下旬ごろまでに、約1万鉢を出荷する。

四棟計900平方メートルのハウスには、淡いピンクや紫、赤、白などの縮れた花弁と丸いつぼみをたわわに付けた鉢が並び、吉川さん(77)と妻あや子さん(70)、従業員らが分担して、開花し始めたものから一鉢ずつ剪定(せんてい)していた。

サルスベリ(百日紅)は、ミソハギ科の耐寒性落葉高木で、中国南部が原産。欧州で改良された、種から栽培する一才物の矮性(わいせい)種を入手した吉川さんが、室内品種としてぼかしやピンクに白のフリンジ入りなど独自に交配、改良を重ね「夏の日の想(おも)い」と名付けて栽培を続けている。

吉川さんは「天候不順でつぼみの付きが十日ほど遅れたが、発色は最高です」と話していた。